流れをつかもう

将棋の駒の動きを覚えたばかりの初心者が次になにをすれば効率よく上達できるか考えていきます。

その上で最初に覚えるとよいのは一局の流れです。

将棋で勝つためには相手の玉を詰ますのが基本です。しかし、いきなり玉を詰ますことはできません

そこで最初は自分の玉を安全にしたり、攻撃するために形を作っていきます。これが駒組と呼ばれるものです。

続いて駒組が終わるとついに相手の駒と自分の駒がぶつかる戦いが始まります。これが中盤と呼ばれるもので、相手の陣形を打ち破ったり、駒をたくさんとったりといった勝つために有利になることがここの目標になります

この中盤での戦いが終わると次は敵陣にいる王様を攻撃するための終盤戦に突入します。

これが簡単な一局の流れです。まずはこの全体的な流れを理解するとよいでしょう。

これを理解しておくと初心者のうちはどういう方針で指せばいいのかわからないという点がなくなってきます。

そのためには最初のうちはたくさん対局して、このような流れを理解するといいでしょう。

流れを理解したら、次に技術を身につけていきます。

具体的には最初の段階の駒組では戦法と囲いです。

中盤では有利にするための手筋や仕掛け

終盤では囲い崩し、寄せ、詰将棋といったものです。

この技術を覚えていくと将棋がさらに楽しくなってきます。

以降、順に考えていきます つづく

ポイント

たくさん対局して一局の流れをつかむ