これまで、伸び悩まない方法をその道の研究者や実績のある人達の意見を参考にしてみてきました。
その基本はできないことをできるように意識しながら集中的に練習すると意図的練習をするというものでした。
そして、それらを繰り返していくと、最初は意識しないとできなかったことが自分の感覚となり、自然にできるようになっていきます。
将棋では自然に局面の急所や攻め方が見えてくるということになります。
これがいわゆる自動操縦状態、オート化です。
逆に言うとコンフォートゾーンを超えた訓練をせずに同じような繰り返しをしているだけでは上達はストップしてしまうといえます。
将棋の訓練の場合は、ただ対局を繰り返し、新たな工夫をしないといった点や感想戦をしないといったことが挙げられます。
できなかったことがオート化したらさらにできないことに挑戦するのが重要なのです。この繰り返しでオート状態を増やしていくのが伸び悩まない上達といえます。
子どもの頃に掛け算九九を頑張って暗記したり、ひらがなやカタカナの書き取りをたくさんしたのと同じでと考えるとわかりやすいかもしれません。
その結果、掛け算九九は意識しなくても自然に使えるようになっているはずですし、簡単な字は誰でも書けるようになっているはずです。
しかし、最終的にてきるようになるのは自分です、ここがある意味一番大変な部分でしょう。
スタート地点やかけられる時間、情熱、環境など人それぞれ条件は異なっています。
しかし、何らかの形で意図的練習を取り入れていけば着実な上達が見込めると思います。
当サイトではこれらの方法を取り入れた将棋の上達法を二つの上達戦略で紹介しています。
参考にしながら自分流にアレンジしてみてください。
そして楽しみながら棋力アップしていきましょう。